れんこんの輪

まるく・ゆるく・あたたかく

子連れソウル1 まさかの救急病院

 

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無事に帰国しました!

しかしこのタイトル通り

まさかの救急病院にお世話になりました…

 

到着して夕食を食べに東大門へ向かい

いつものタッカンマリを食べていたら

『耳が痛い…』と5歳

 

え?まじで?

 

その後痛い痛い痛い痛い痛いとなり

もちろんタッカンマリどころでなく

かき込むようにたいらげ店を後にしました

 

とりあえず日本語がわかる人がいる

ソウル市内の病院をピックアップしていたんですが

ほとんどがすでに時間外

 

新村にある延世大学の超でかいセブランス病院というところだけ

救急センターがあるとのことだったので

とりあえず西向きの道路まで出てタクシーを捕まえました

 

シンチョンセブランスピョンウォネ

カゴシップンデヨ…

 

おそるおそる乗り込んだものの

無事にぼったくられず到着!

 

良いアジョシでよかった・・・

 

イルボノ ハルスインヌン サラミ イッソヨ?

(日本語できる人いますか)

オプソヨ~イジェクンナッソヨ~

(いませんもう終わっちゃいました)

 

・・・(チーン)

 

しかしこんなことでめげてられません

救急センターに案内され

韓国語と英語と必死の身振り手振り

 

ほぼキウィアッパヨ・・(耳が痛いです)のみで

とりあえず診察の待合室までこぎつけました

 

待合室では悲哀な韓国ドラマが流れ

受付では何かにブチ切れた男の人がシーバ〇セッキ連発

このレア過ぎる状況と韓国感のすごさに

ただただテンションが上がる母でした(不謹慎)

 

名前を呼ばれ受付で会計の説明をされました

あまりよくわかりませんでしたが

とにかくお金がかかるかもしれないとのこと

サーシプマノンと聞こえて

400000ウォンだから・・・40万?違うちがう4万?やな?

 

しかしここまで来て高いからやめときますなんて言えない

震える声でケンチャナヨ・・・と言い

カードとパスポートを預けました

 

ちなみにこの時日本にいる旦那さんと

ラインでやり取りしていたんですが

保険きかへんで!お金かかるやん!

ってめちゃくちゃ詰められてました

 

金の猛者か

 

そんなこと言われても痛い痛いと泣き叫ぶ娘を前に

病院に行かない選択肢は、ない!!

 

診察室は小児専用のスペースにあって

きょろきょろしながら入ると

少しだけ日本語が話せる看護婦さんが

ワタシニツイテキテクダサイ~

マズタイジュウ ハカッテ~

 

・・・神様がいた

 

その看護婦さんの存在がだいぶ心強かったです

 

診察室では全く日本語の話せないお医者さんが

娘の耳をちらりと覗き

オ~チュンイヨンエヨ~

 

??チュンイヨン??

 

英語では~~~と言います

わかります?

 

わかりません!!!!!!!!!

韓国語で訳すので文字をキーボードで打ってもらえます?(ジェスチャー)

 

ラインの韓国語通訳で “チュンイヨン” を入力

→→→【中耳炎】

 

中耳炎ね!!!!!!!!!!!

 

そのせいで熱も出て耳の下も腫れてます

熱を下げる薬を入れて

熱が下がったら帰っていいです

 

と言ってたみたいなんですが

熱が下がるまで居るってどういうこと?

入院?

 

という思考になり戸惑っていたら

あの看護婦さん登場

待ってたよ~~~~神様!!!(ちがう)

 

お尻に薬を入れたらだいたい30分から1時間くらいで

熱は下がると思うとのことでようやく理解

 

不安そうな娘の顔を見て

お医者さんも看護婦さんも

ケンチャナ~ケンチャナ~と言ってくれました

 

しかしお尻に薬を入れるって座薬かと思ったら

注射でした!!!!!(娘半泣き)

 

 

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39度近くあった熱が38度くらいまで下がったので

とりあえず抗生物質と熱冷ましをもらって

お会計も2万円ちょっとで済ませられました 

 

帰国してからかかりつけの耳鼻科に行ったら

中耳炎じゃないと思うよって言われるオチなのですが

大事に至らなくて良かったです・・・

 

おたふくか耳下腺炎だと思うけど

断言はできないとのことで結局何かはわからない

 

でもあれ以降、熱は出てないし韓国滞在中はもらった薬を飲んで

なんとか痛みを和らげたので診察の後悔はありません

 

そして念のため海外保険にも入っていたので

お金もいくらかは返ってきそうです

 

 

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旅の勲章たち・・・

これを見ると未だに現実だったのかと実感します

 ほんとに超貴重な体験をさせて頂きました

 

ちなみに救急センターには患者1人につき

1人しか中に入れなかったので

息子を義母と母に預けていたのですが

ずっと眠っていたようで安心しました

 

帰りのタクシーでも良いアジョシを捕まえられ

少し日本語がわかるみたいだったので

談笑しながら帰ることができました

 

この人はシオモニ(義母)ですと言ったら

シオモニ?ムソプチアナヨ?!(怖くない?)

ケンチャナヨ?とかめっちゃ言ってきて最高でした

 

良い人ばかりで助かった・・・(本音)